農業機械の体制 9
農業の動向に即し、農業機械の発達に対する研究の要請は、このほか次の諸点に向けられています。
まずは、増収に寄与する機械について。
たとえば、田植機は、その生育期間、栽植密度などの栽培技術を一変し、稲作の省力安定多収技術を定着させました。
また、適期作業を実現し増収を達成したのも機械化によるものです。
このように農業機械は、省力化だけでなく増収に寄与するものでなくてはならないでしょう。
特に、土づくりの重要性に対する認識が高まりまってきます。
その一方、転換畑の増大がみられます。
そのなかで、有機物の施用機械、営農排水用機械、耕うん砕土、培土、雑草防除など、一連の増収に寄与する圃場の管理に係る機械への研究の進展が望まれます。